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竹の造形館 ワークショップ

今日は工デ課外授業の一環として、山梨県北杜市にある竹の造形館へワークショップに行ってきました。
参加者は工デ授業の履修生と学生プロジェクトチームの計17名です。
講師は保坂紀夫先生。
ムサビの工デを卒業し、工業デザイナーを経た後、竹の作家として世界中で活躍されています。
プロフィールはこちら

朝7時にムサビに集合し、バスに乗り込み出発。快晴で心地よいドライブでした。途中、美しい富士山を眺めるなどして順調に10時ころ到着しました。
工芸館WS32

自然に囲まれた美しい地に、竹の造形館はありました。
まずは保坂先生の作品を展示する美術館を見学。
工芸館WS1

展示されている作品を丁寧に説明して下さいました。
学生達も大先輩の言葉に耳を傾けます。
工芸館WS2

数ある作品の中でも特に目をひいた作品がこちら。
工芸館WS3

なんと影の形がチョウチョになっているのです。美しい。
他にも影の形が竹林になっている作品もあります。
工芸館WS6

高い技術と独創性が見事に合わさった作品が数多く展示されていました。
工芸館WS4

工芸館WS5

工芸館WS7

まさに巧みの技。精緻な編みが見るものをひきつけます。
工芸館WS8

続いて保坂先生が作品に使用されているマダケの「晒し竹」を説明してもらいました。
工芸館WS11

「晒し竹」とは切った竹を油抜きし、曲がりを矯正して天日で干したもの。この技法、今では、大きくは九州や京都でしか行われていないそうです。
上の写真の左が青竹が自然乾燥されたもの、右が晒し竹。近くで見ると表面の風合いに格段の違いがあります。

さて、いよいよワークショップの開始。
工芸館WS12

工芸館WS24

今日制作させていただくのは四目輪弧花籠。
工芸館WS23


竹の編みの技術でも、最も基本とされる四つ目編みを用います。
まずは配られた竹を中心が格子状になるように、交互に編んでいきます。
工芸館WS14

工芸館WS15

続いて越し用の力竹(籠の底面になる部分)を小刀で削ります。
工芸館WS16

要所ごとに保坂先生が説明をお手本を見せてくれます。
工芸館WS20

小刀一つとっても、手さばきが違います。
工芸館WS22

編んだ竹に力竹を仮止めします。
工芸館WS27

今度は編んだ竹を手のカーブを利用して起こしていきます。
工芸館WS31

昼食後、保坂先生に竹の割り方、剥き方などを見せていただきました。
今日のワークショップでも、編みは比較的誰でもできる作業かもしれませんが、この材料作りには長年の経験で培われた、熟練の技が必要です。
工芸館WS33
巧みの技に、皆見入っていました。

起こした竹を、また交互に編んでいきます。
工芸館WS40

工芸館WS37

編み上がってきたところで小休止。
工芸館WS39

最後に縁を編み込み、力竹を仕上げように差し替えます。
工芸館WS41

工芸館WS42

工芸館WS43

仕上げに装飾を施して完成です。
同じ材料、同じ手順でも人によって形が全く違います。
工芸館WS44

工芸館WS47

工芸館WS48

今日教わった四つ編みを応用すれば、こんなにバリエーションが広がります。
工芸館WS45



ワークショップ後に、なぜ四つに編んだものが立体的な形に起きてくるのか説明してもらいました。
工芸館WS50

そこには幾何学的な造形の面白さが潜んでいます。
工芸館WS49

10時に始まったワークショップは5時に終了。
普段触れているEDSとは全く異なった、むしろ竹そのものの魅力に触れる経験となったと思います。各自インスピレーションの元になったのではないでしょうか。

保坂先生、竹の造形館の皆様、本当に有り難うございました。


行きは順調だったものの帰りは大渋滞。
おかげでムサビに到着したのは夜の11時。

学生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
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武蔵野美術大学「竹プロジェクト」スタッフ


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